ショパンのピアノ曲

ピアノの詩人

音楽家の中でも世界中に名を知られているショパン。彼が作曲をした楽曲は、ほとんどと言っていいほどピアノ楽曲だったということは有名な話です。

 

ゆえに、後に人々からショパンを「ピアノの詩人」と称されています。

 

ショパンが生まれたのは1810年のポーランドでした。

当時はまだ音楽の分野では辺境の地だったポーランドでしたが、幼少期から音楽の才能を認められ、英才教育を受けることになります。

 

8歳で既に公開演奏会が開かれ、14歳になるとポーランドでも名の知れたピアニストに成長します。

 

その後、ウィーンにて音楽家として成功しましたが、故郷であるポーランドへの愛着をなくさなかったショパン。彼の祖国で起きた蜂起に対し、祖国のために作曲したのが「英雄ポロネーズ」です。

 

「英雄ポロネーズ」は兵士たちを鼓舞した曲で、ショパンの国を思う心が反映された曲です。祖国に帰れない思いをぶつけた「英雄ポロネーズ」は非常に勇ましい曲です。

 

エチュード

また、ショパンはピアノ学習者にとって最高の域に達しているとも言えるようなエチュードを多数残しています。

 

ショパンのエチュードは、ピアノ音楽史においても金字塔のような楽曲で、ピアノ技術に芸術的要素を織り込んでいます。

 

彼のエチュードには、それぞれに演奏の上での課題を設け、さらに洗練された旋律が魅力的です。

 

ノクターン

また、ショパンの楽曲の中でも特に幻想的で美しいと評されるのがノクターンです。

 

彼のノクターンは、情熱的でありながら夢想的要素を含み、他にも類を見ない曲と言えます。

 

他の作家もノクターンを作曲していますが、ショパンのノクターンは完成度が抜きんでています。

 

即興曲

さらに、ショパンは即興演奏において達人であったとされています。

 

中でも幻想即興曲は、人気度が高い作品です。もっとも、この幻想即興曲はショパンによって出版されることはなく、自身は単なる即興曲としていただけでした。

 

彼の死後に、フォンタナによって公表された際に幻想即興曲と名付けられました。

 

この作品は、ショパンらしい魅力の詰まった一曲で華麗な曲に仕上がっています。彼は、39歳の若さで他界するまで、こうした曲の他にも数々の名曲を残しました。