小学5年生の息子が、初めて発表会に出ました。

ピアノを弾くことで、心豊かな大人に

小学5年生の息子が、初めて発表会に出ました。習い始めてまだ3年目です。

 

以前一度だけピティナという催し物に出たことがあるのですが、テクニックという面に重点を置いて弾く曲を人前で弾くのは初めてでした。

 

学校の音楽の時間に音符が読めなくて困ることがないように、と小学3年生からピアノを習い始めました。大した理由ではないですが、きっかけはそんな軽い気持ちだったのに、今はピアノを弾くことをとても楽しんでいると思います。

 

当初習い始めた先生と現在習っている先生は別ですが、今の先生は息子に合っているようで毎週のレッスンを楽しみにしています。

ソナチネ

そんな先生から今回の発表会に弾く曲として渡されたのはギロックの「ソナチネ」でした。はっきり言って、その時は息子がそんなレベルの高い曲を弾けるとは思いませんでした。

 

発表会までの半年間で、何とかこの速い曲を仕上がるように練習させなければと思ったほどでした。

 

親がいたら甘えが出るとのことで、先生との練習場面を見学することはできません。ですから毎週の練習の後、今日はどこを直された、こんな弾き方をして早いパッセージを弾くように教わったなどと、息子からその日の練習内容を聞きます。

けっこう大変な練習

そうして、翌日以降はそこを重点的に直していく作業がしばらく続きました。ともすれば練習をさぼりがちな男の子ですので、10分でもピアノの前に座らせて苦手な部分を練習させるのは、親子ともども大変なことでした。

 

少し気長に練習すれば、苦手な部分だってちゃんと弾けるようになることは分かっているので、ピアノは楽しいけれど練習は苦手な彼をその気にさせるのは一苦労です。それでも発表会が近づくにつれ、練習時間が自然と長くなり難しいところが弾けるようになると、先生もまだレベルを上げられるからこう弾きましょうと指導が入ります。

 

そうすると彼もその気になってか、その要求通りに弾きこなしてしまうので、親としては目をみはるばかりでした。ですが、クライマックスの親指を素早くくぐらせることで早く弾くパッセージは、仕上がりが安定せず最後の最後まで何度も繰り返し練習をしていました。

そして当日。

発表会の朝も家でそこだけは重点的に練習をして、会場へ行きました。本人曰く「全然緊張しなかった」とのことで、その通りなのか、一番苦労したパッセージを難なく弾き上げてしまったので驚きました。

 

ピアノを弾くことは彼にとって趣味の一環でしかありませんが、そのピアノを通して躓きながらも諦めない、さらに上を目指して自分を磨きあげることを、学んでほしいと思っています。

 

そして、ピアノの奏でる音の美しさやメロディから、心豊かな大人になってほしいと思います。