ピアノコンクール

コンクールにでて成長できました

昔からピアノを習っているのですが、小学校5年生から別の先生に習い始めました。
その先生は某有名音楽大学に進学しており、近所でも有名なスパルタな先生です。

 

私はクラシック専門なのですが、今回わたしの可能性を見出してくれ、ポップスのコンクールに出てみないかと言われました。
実際コンクールにはでたことがなかったのですが、先生に後押しされて初めてでてみることにしました。

曲はディズニーで有名なハイ・ホーでした。

曲自体はすごく短いので普段弾いているクラシックより、表現するのがすごく難しい曲でした。

 

いままでピアノはただ弾いているだけで、感情をこめて弾いたりであるとか
ストーリーを考えながら弾いたりであるとかが、まったくもって無縁でした。

 

なのですべてが新しいものでした。
コンクールに向けて当然練習量は増えました。

 

それに加えて、苦手な部分を重点的に片手ずつ抜き出しての練習をしました。
16分音符や、オクターブでの連打がどうしても苦手でした。

 

当然審査員の方はその苦手な部分を見逃しません。
苦手な部分をわからないようにしないと点数は出ません。

 

左手は利き手ではないので右手に比べて指が動かず、両手で弾いた時に音がでません。

そのため、実際の曲以外に指練習の楽譜を3-4冊購入しました。

実際に弾く曲を何回も通して弾くのではなく、通して弾くのは1日のうち、練習のはじめと最後だけです。
それを録音しておき移動時間に常に自分の演奏を聴いていました。
それ以外はひたすら部分練習です。このような練習の仕方は初めてでした。

 

ちなみにこの練習は暗譜にも効果があります。

 

万が一本番に演奏が止まってしまった場合、部分練習をしておけばどこからでも弾きだせるのです。
一つのたった5分ほどの曲を仕上げるのにいろんな方向から細かく練習をしました。

 

最初の予選までだいたい3か月ほど練習しました。
県予選で30名中3名が地区大会に出場できます。

 

なんと、1位通過でした。

正直びっくりしました。

いつも発表会で必ず私はミスをしているのですが、今回は止まらず弾けたので
それで満足していたくらいだったので、まさか結果もついてくるとは予想外でした。

 

地区大会はちょうど2か月後です。

 

この曲をまた2か月やるのかと思うと正直長かったですが、先生はさらに細かく指摘してくれました。
掘れば掘るだけ、穴がありました。

 

基本的には同じ練習をしましたが、さらにレッスン内容を録音して朝起きて、寝る前まで暇があればずっと聞いていました。
移動中は楽譜に常に目をやっていました。

 

地区大会は同じく30名の参加でしたが全国大会に出場できるのは1名のみの狭き門です。
ミスこそしませんでしたが、やはりレベルが高くみんなとてもうまく感じました。

 

でも先生は弾き終わった後も、絶対に大丈夫だからと言って何回も声をかけてくれました。
正直、自信はカケラもなかったです。
でも私、1位に選ばれたのです。

小学生ながらに本当にうれしくてうれしくて号泣しました。びっくりしました。

知らぬ間にわたし、うまくなってたんだなと実感できた瞬間でした。
ここまで感動したことは今まで思い返してもないくらいです。

 

そのあとの全国大会は残念ながら賞はもらえませんでした。
けれども、この約半年の間に、すごくいろいろなことを学べました。

 

今でもいろいろな曲を練習する際、細かく部分部分抜き取って練習する方法をずっと行っています。
うまくいかないときは録音して自分の演奏を聴きなおしたりもしています。

 

あの時の経験は本当にわたしにとって貴重なものでした。
大会にでれたことを誇りに思っています。